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初デート 3

Auteur: 煉彩
last update Date de publication: 2026-01-16 21:43:46

「暗い話になってしまい、すみません。自分のことは不幸だと思ったことはないので。気にしないでくださいね」

 気にしないでくださいねと言う彼。

「私、黒崎さんの支えになりたいです!今は頼りないかもしれないけど。もっと強くなって大人の女性になれるよう頑張ります」

 もっともっと強くなりたい。

 彼が頼ってくれるような人になりたい。

 いつまでも守られているようじゃダメだ。

「もう十分支えられています。俺が愛ちゃんを守らないといけませんね」

「ダメです!たまには守られててください」

 私の言葉を聞いて彼は笑う。

「わかりました。期待しています。でも……」

 車が信号で止まった。

 彼は私が先ほど口にしたレモンティーを自分で取り、飲んだ。それを見て私の顔が赤くなる。

「これくらいで顔を赤くしているようじゃ、まだまだですね」

「……!」

 やっぱり、彼には全てお見通しみたい。

「うわぁ!海だ!」

 車の窓から景色を見る。

 もともと住んでいた田舎に海はない。

 海水浴も学校行事で遠方に行く時以外、ほとんどしたことがなかった。

 天気が良かったため、水面に映る光が綺麗だ。

 東京湾とは違う。

 い
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     メッセージを開くと<今日会いたい>という蓮さんからのメッセージだった。  いつもなら<今日、会えますか?>って連絡をしてくれる彼だったから<会いたい>普通のメッセージかもしれないのに、何かあったんじゃないのかって不安になる。 蓮さんが私のアパートに来てくれることになった。 私の部屋は狭いから、いつもお泊りする時は蓮さんの部屋だったけれど、蓮さんもこの部屋には何度か入ったことがある。 <着きました> メッセージを確認したすぐあと、アパートのインターホンが鳴る。 ドアを開けると、仕事終わりの蓮さんが立っていた。「お疲れ様です。どうぞ入ってください」 私が声をかけると、蓮さんは「お邪魔します」 いつもより声に元気がないような気がする。 チラッと蓮さんの顔を見ると、少し怒っている? 眉間にシワが寄っている気がした。 あまり見ない彼の表情と雰囲気。 仕事が忙しくて疲れているのかな。 昨日までは普通だったのに。「お疲れ様です。蓮さん、疲れてますか?」「大丈夫です。急にお邪魔してしまってすみません」 なぜだろう。なんだか嫌な予感がした。 今日、ずっと感じていた嫌なことを言われる気がして、肩に力が入る。「夕ご飯、食べましたか?何か作りましょうか?」 蓮さんの言葉を聞きたくなくて、私はいつも通りでいようと思い、彼の雰囲気を気にすることなく、そんなことをたずねてみた。「大丈夫です」 大丈夫って、どっちなんだろう。やっぱりいつもと違う。「どうしたんですか?蓮さん、体調とか。悪いですか?顔色も悪いような気がします」 彼の顔を覗き込む。「美桜は、何があっても俺を信じてくれますか?」「えっ?」 予想していなかった言葉に即答できない。 蓮さんを信じることなんて当たり前だけど。 何があってもって。理由を知りたい。「もちろんです。信じています」 蓮さんは真剣な表情で私を見つめるも、なぜか悲しそうな目をしている。「ありがとうございます」 その後、間があり「しばらく会えなくなるかもしれません。理由は言えないんです」 そう言って、私を抱きしめた。  会えなくなる?忙しいから?別れるわけではないよね? どうしてって言いたくなったけれど、理由は言えないって言われている。 いつもの蓮さんなら、きちんと説明してくれるのに。 

  • 運命の輪~愛してる~   彼女の思惑 2

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    last updateDernière mise à jour : 2026-03-30
  • 運命の輪~愛してる~   プライド 5

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    last updateDernière mise à jour : 2026-03-28
  • 運命の輪~愛してる~   プライド 3

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    last updateDernière mise à jour : 2026-03-27
  • 運命の輪~愛してる~   プライド 1

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    last updateDernière mise à jour : 2026-03-26
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